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茨城県北茨城市で観測された1時間あたり5・575マイクロシーベルトという放射線量について東海第2発電所(茨城県東海村)を持つ日本原子力発電の放射線管理担当者は「ブラジルやインド、中国などでは普段でも同5マイクロシーベルトを超える場所もある」と説明。自然界でもあり得る数字との見解を示した。
同発電所では、原子炉が入る原子炉建屋など放射線量が多い場所は管理区域に指定され、一般の立ち入りが禁止される。
その管理区域内では同1ミリシーベルトの放射線量を観測する地点もあるが、職員や作業員は同1ミリシーベルトを超えない範囲で作業を実施。法令で定められた年間被曝量50ミリシーベルトを超えない範囲で仕事をしているという。
また、放射性物質による外部被曝と内部被曝の違いはあるものの、茨城県原子力対策課も1回の胸部レントゲンによる被曝量は50マイクロシーベルトと説明しており、今回の検出値がそれらと比較して「低い」としている。
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「無事でいるから」「ぜんぶ津波に持って行かれた」。東日本大震災の大津波で壊滅状態となった宮城県南三陸町では15日、避難所となっている総合体育館に臨時の衛星電話8台が設置された。被災5日目の開通で、避難者らは親族や知人に自分の無事や被害の様子を伝えるため列をつくった。
南三陸町は町内の避難者を約7800人としているが、通信手段が遮断され、安否確認がままならない状態が続いている。15日は1人1分の制限時間を設け、無料通話できるようにした。
「これで少しは眠れる」。夫とともに避難生活を送る三浦良美さん(78)は仙台市の長男宅に電話した。出たのは高校1年の孫息子。「丈夫でいるか」と気遣う言葉をかけられ、三浦さんは「変わりないよ」と答えたという。地震後は連絡が取れず熟睡できない日々が続いた。話せたのはわずかな時間だが、「良かった、本当に」とほっとした様子で涙を浮かべた。
一方、電話がつながらないケースも少なくない。自営業佐藤信二さん(61)は電話開通直後に、同県塩釜市で歯科衛生士をしている娘の香奈さん(33)の携帯電話にかけた。しかし、電話は圏外のまま。「勤務先が海に近いところだった」と不安そうな表情。2週間前には、13日に結婚の相談に乗る約束をしたといい、佐藤さんは「安否が分かれば安心するんだが」とつぶやいた。
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日本医療法人協会の加納繁昭副会長は、3月11日に東京都内で開いた代議員会のあいさつで、政府の行政刷新会議が進めているライフイノベーション関連の規制・制度改革案で、病院経営に対する株式会社の参入や、営利企業の役員の参画を認めるべきとする内容が示されていることについて、「医法協として全力で阻止していく」と決意を示した。一方、昨年の参議院選挙で医法協から擁立した候補者の当選がかなわなかったことは「(政策決定の場面で)影響がとても大きい」と述べた。
昨年7月の参院選では、医法協の政治団体の日本医療法人連盟が安藤高朗氏(医療法人社団永生会理事長)を擁立したが、多くの医系候補者同様苦戦を強いられ、次々点で落選。一方、日本看護連盟が擁立した高階美恵子氏は21万票超の得票を得て当選した。
加納副会長は、いま進められている看護師の待遇改善に向けた国の予算編成や厚労省の動きなどを挙げ、すべてが選挙の結果によるものかは分からないとしながらも、「本来は中医協マターで話し合う内容だが、それを飛び越して進められている」と指摘。その上で、「次の診療報酬改定では、5対1看護や夜勤の64時間制限など、われわれとしてはとんでもない内容が出てくるかもしれない」との懸念を示した。
また、政府の行政刷新会議が進めているライフイノベーション関連の規制・制度改革案については、四病院団体協議会(四病協)などと協力して阻止していくことを強調する一方、「安藤氏が議員になっていれば、だいぶ違ったのだろうと思う。こうして懸念していたことが実際に起こってくると、そういう後悔が残る」と述べた。
この日の会合では、来年度の事業計画案や収支予算案、一般社団法人への移行などの議案が報告された。同様の内容が医法協総会と日本医療法人連盟総会でも報告され、いずれも満場一致で了承された。
■新年賀詞交換会は四病協での合同開催に
会合では、来年以降に実施する新年の新年賀詞交換会について、これまで医法協単独で主催していたのを、四病協が合同で開催する方向で調整を進めていることが報告された。
また、医療法人経営実態調査についての見直しにも言及。回答率が全体の2割程度にとどまり、調査・集計によるメリットが少ない上、調査に関するアンケートなどから記述式の煩雑な調査方法が敬遠されていることがうかがわれると指摘。来年度以降については廃止を含めて検討するとした。
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